ぴっぱらに通うママたちに、ぴっぱらの魅力、
おもしろいところを聞いてみました。
随時、更新中!

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トンカチやのこぎりを使ったり、火をおこしてご飯やおやつを作ったり、本物の道具を使う経験を大切にしてくれている。4月には道具の扱い方がおぼつかない年少さんでも、年度末にはどうすれば安全に扱えるかを心得ている子も。「危ないから使わせない」ではなく、「危ないから正しく使えるように支援する」。この姿勢が保育のあちこちに現れていて、スタッフもその時々の子どもたちの「○○したい」の思いを汲んで応援してくれる、その軽やかな柔軟性がおもしろい。


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がんばれ、やればできる。世の中はそんなはっぱばかりが多いと思う。ところが、ぴっぱらにはそれがない。朝のミーティングで「今日のしたいこと」を聞き、やりたいひとはやればいいし、誰かの意見がおもしろそうだったらそれにかえてもいい。その遊びの実現に向けて、子どもの思いを支え,一緒に考えてくれるスタッフがいる。また、やりたくないという気持ちもしっかり受け止めてもらえる。

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森のようちえんは数あれど、ぴっぱらほど食(添加物、農薬、遺伝子組み換え食品、そして放射能)を含む社会問題に対して高い意識をもったようちえんはなかなかないと思います。その思いからくる穏やかで深い保育こそがぴっぱら最大の魅力です。


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普段、聞いてないようで聞こえないようにしている子供たちですが、実に様々なことをみていますよね。ぴっぱらの子供たちは、小屋のとなりの『工房ぞうさん』で車いすづくりをしているのを、いつもみていて、興味を持っているんだと思います。年少で一年過ごしましたが、いつしか勝手知ったるがごとく工房に出入りするようになり、必要な木片を取りに行って、なんだかすごく独創的なもの(宝物)をスタッフヘルプのもと、作り上げてくるようになりました。今後が楽しみなところです。

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母になってから新しく出会うと,「○○ちゃんのママ」という呼び合い方が一般的だったけれど、ここでは出会ったその日からお母さんお父さんも下の名前で「○○ちゃん」「○○くん」と呼び合う。母として父として以前に、人として、また一個人として認めてもらえた気がして、とても嬉しい。それに名前で呼び合うと、心理的な距離感も縮まるのが早い気がする。ここには「先生」もいないから、スタッフのことも名前で呼ぶのがおもしろい。

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自分がありのままでいられるところがぴっぱらです。自分に対する肯定感を感じられる。きっと子どももそれを感じられるからのびのび自由にできるのだと思います。心地よいところ。それがぴっぱらです。


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子どものお世話や家庭の日常を回すことに精一杯で、自分のことがついつい後回しになってしまいがちなお母さん業。でもここでは、ちょっと立ち止まって自分の心の声に耳を澄まし、湧き出てきた思いを口にしてみる。誰かの言ったことに対してアドバイスや批判は一切なしで、ここであがった話は他言しないという守られた場で、自分や他のお母さんの思いに耳を傾ける。忙しさに紛れさせて置いて来た自分の気持ちを思い出したり、また整理されていったり。ぴっぱらでは、相手のことを知る(=自分のことを知る)場をとても大切にしてくれる。

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パレットヒルズで、山菜採って、揚げて食べる。
美味い!


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おおよそ幼稚園らしい滑り台やジャングルジムなどの遊具はないけれど、坂や丘を利用した即席のつるつるベニヤ板の滑り台、木登りや枝からロープを吊るしたブランコなど、身近にあるものを遊具にしちゃう!

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スタッフの方、父母の方、みんなでたくさん時間をつくって、いろんなことを話し合います。ようちえんのことはもちろん、日常のこと、育児の悩み、今晩のおかずなどなど。一緒に笑ったり、時には涙したり…。すごく濃密で、でも全然押し付けがましくない。とっても人間臭く、楽になれる場所です。


時々更新中!
イラスト・KaoriHujita